【一推しライトノベル】冴えない彼女の育ての面白さと最大限楽しむ方法を紹介。アニメより小説をおすすめする理由とは?

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出典:www.amazon.co.jp

アニメ化、映画化までされている超人気作品、「冴えない彼女の育て方(※以下、冴えカノ)」。「おすすめのラノベを教えて」と言われたら私が一番におすすめする作品です。冴えカノの物語を簡単に紹介すると、ヒロインたちとゲーム制作をし、恋愛をする物語です。

このサイトでは、冴えカノの面白さや魅力と、面白さを最大限に引き出すための方法を紹介します。冴えカノの魅力を知れば、この作品に興味が無い方でも、読んでみたくなること間違いなしです。また、この作品に興味を持った方は今から紹介する方法で見ないと後悔するかもしれませんよ。

 

 

冴えない彼女の育て方の魅力

冴えカノはよくあるハーレムもののラノベと思われがちですが、全く違います。冴えカノは他のラノベには持っていない魅力をたくさんもっています。その中でも特に伝えたい冴えカノの魅力は「ヒロインの描き方が上手」「シナリオがいい」「泣ける」の3つです。

ヒロインの描き方が上手

冴えカノは主人公の視点で物語が進みますが、重要な所ではヒロイン視点の小説が別で出されます。主人公視点→ヒロイン視点の順で物語を楽しむことになるのですが、これがとても良いです。ヒロイン視点の小説を読んでから分かることがたくさんあります。ヒロインの気持ちや言葉に込められた思いが新たに分かります。主人公視点では思いもしなかったことが新たに感じられます。

シナリオが良い

特に7巻からのシナリオの展開は凄いの一言です。1~6巻のスローペースな展開とは打って変わり、予測のできない衝撃的な展開が続きます。また、恋愛ものとしても、ゲーム制作ものとしても面白い作品です。

泣ける

シナリオが良いので泣けるのは当然ですが、他にも泣けるポイントがあります。それはイラストです。ラノベは小説ですが挿絵があります。冴えカノは挿絵のために文章を調節して、ページあわせをしているところがあります。文章とイラストが同時に、最高のタイミングで楽しむことができるよう工夫されています。

これらの他にも冴えカノの魅力はたくさんあります。

  • 最高の萌えシナリオ
  • 7巻以降の怒濤のシナリオの展開
  • 副題(ゲーム制作)が主題(恋愛)に上手く作用している
  • ゲーム制作のお仕事物語としても面白い
  • たくさんの要素がある
  • 泣ける
  • ページ合わせをしてる
  • ヒロインの描き方がうまい
  • 深崎暮人さんのイラストが綺麗で可愛くて切ない
  • ネタ(業界ネタやパロディネタ)が面白い
  • タイトルが面白い
  • 加藤恵がかわいい
  • etc...

冴えカノの魅力(ネタバレにならないもの)をざっと書きだしてみました。

 

冴えカノを最大限楽しむための方法 (アニメより小説をおすすめする理由)

 冴えカノは小説とアニメがあり、アニメは1期~2期と劇場版があります。初めに結論を言うとアニメと小説の両方を合わせると冴えカノを最大限楽しめます。具体的には

小説(1巻~4巻) → アニメ1期 → 小説(5巻~最終(13)巻) ※8巻~12巻の間にアニメ2期を視聴 → 小説(最終(13)巻) → 劇場版 

の順にしてください。アニメと小説の両方を合わせるのが良い理由は、原作者の丸戸史明さんがアニメの脚本を担当していたり、小説が完結する前にアニメが放映されていたりするので、アニメを見ていた方がより理解しやすい演出が小説に組み込まれている部分があるからです。

上記の順番で見ていただければ冴えカノを最大限楽しむことが出来ます。しかしながら、アニメと小説の両方とも楽しむのは時間がかかって大変ですよね。そのような場合は、

小説(1巻~最終(13)巻) → 劇場版

の順番にするのが良いです。作者も全員がアニメも見ていることを前提として小説を書いていないので、アニメを見ないで小説を読んでも全然大丈夫です。アニメでなく小説をおすすめする理由は、アニメは冴えカノの完全版ではないからです。アニメも出来は良いのですが、全体の尺が足りていないので、2期の終盤から小説とシナリオを変えて大幅にカットしているシナリオがあるので、アニメでは冴えカノのすべてを楽しめません。

それなら、アニメを見て不足のシナリオ部分だけ小説で楽しめば良いのでは?と思うかもしれません。それでも良いのですが、2期の部分(小説5巻~7巻+girls side1)は小説で楽しんで欲しいです。ここは小説のできが凄くいいです。先に小説を読まないと後悔します。1期の部分(小説1巻~4巻)はアニメのできも良く、小説とあまり変わらないので1期のみをアニメで見るのは有りです。

最後に、どのように見ても劇場版は最後に見ましょう。劇場版を持ってこの作品は完全に完結します。

 

冴えカノの小説を読む順番(少し複雑)

冴えカノの小説は色々出ていますが、まず「冴えない彼女の育て方 1~13巻」と「冴えない彼女の育て方Girlds Side 1~3巻」を読みましょう。この2つが冴えカノの物語に必要なものです。その他の小説は、番外編やインタビューなどなので、冴えカノを読み終わってはまったら読みましょう。

読む順番は基本的に「冴えない彼女の育て方」を順番に読めば良いですが、7巻と8巻の間にGirls Side1、9巻と10巻の間にGirls Side2、12巻と13巻の間にGirls Side3を読みましょう。読む順番が分からなくなったらあとがきを読むと大体わかります。また、冴えカノはあとがきも面白いので、是非読んで欲しいです。

 

最後に

冴えカノは7巻から本当に面白くなります。冴えカノがあまり好きでない人にも是非7巻までは読んで欲しいです。7巻を読んだら読む手がとまらなくなります。

冴えカノには多くの伝えたいことが有り、長々と書いてしまいました。最後まで読んでいただきありがとうございました。